タイムマシンで未来なアニメ映画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のタイムマシンで未来な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番のタイムマシンで未来なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.6 1 タイムマシンで未来なアニメランキング1位
宇宙ショーへようこそ(アニメ映画)

2010年6月26日
★★★★☆ 3.6 (160)
678人が棚に入れました
村川村は、都会から遠く離れた自然囲まれた土地。夏休みの子供だけの合宿のために小学校に集まった夏紀達5人は、行方不明となったウサギを探すために裏山に足を踏み入れるのだが…。

声優・キャラクター
黒沢ともよ、生月歩花、鵜澤正太郎、松元環季、吉永拓斗、藤原啓治、中尾隆聖、五十嵐麗、小野坂昌也、竹田雅則、宮本充、飯野茉優、江川央生、斎藤千和、伊藤和晃、日髙のり子、銀河万丈、飛田展男

ガチHOMO野郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

宇宙かわいい

名前だけは知ってたけど観たことなかったシリーズ第1弾は本作、『宇宙ショーへようこそ』です。
長いことレンタルのパッケージだけ見て手を出さずにいましたが、実際観てみるとパケ裏のあらすじなどなどによる逆詐欺だったことが明らかになりました。

なんといってもこの作品の見所はキャラの良さ。
どいつもこいつもいい奴ばかりです。
キャラ付けはちょっとありがち感とか漂いますが、今の時代ありがちじゃないキャラは大体どっか破綻しているので物語を進めるのに適したキャラクターだったと思います。
あと宇宙人のデザインが秀逸。
キモかわいいという表現が一般的な気もしますが、個人的には直球かわいかったです。
後述する某キャラなんて家で飼いたい。

次に作画。
劇場版だけあってやはり流石の出来でした。
狂気の作画や手抜き風味などもなく、非常にハイレベルです。
あと序盤の色味とかがジブリ風味に感じられましたがそこはまあ個人の感覚ということなので深くは突っ込まないでいただきたい。
また色々な架空の存在の造詣が素敵です。
個人的には、過去これ以上俺好みな宇宙はトップをねらえ!以外では観たことないです。

音響面はまあ劇場版のクオリティだな、って感じで特筆すべき点を見出せませんでした。
唯一語るとしたら「Happy Birth Day to You」ですかね。
あれはすごい耳に残ります。

ここまで色々と書いてきましたが、ひとまず断言できるのはサブキャラの宇宙人、インクショップの看板娘であるインクちゃんがかわいいってことです。
まったくもって美少女キャラではございませんが、メインキャストのヒーロー(女)、ヒロイン(女)を押しのけてかわいいです。
言うなれば小動物。
頭部の髪の毛っぽい部分がメインの腕みたいになってるので乗り物のハンドルを切る時とか首を傾げてるみたいでマジたまりません。
上のほうで色々褒めたり貶したりしてますけどそのシーンだけでもこの作品を観る価値があると思います。
マジです。

そんなわけで、あなたも是非夏のバカンスに宇宙旅行をお楽しみくださいってこった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

たま。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

詰め込み過ぎ

かみちゅ、R.O.Dで評価された舛成孝二監督作品。

小学生達が宇宙人と出会い、一緒に宇宙旅行するといったお話。ちょっとドラえもん的かな。(宇宙人は皆様いると思いますか?私はいると確信しています。)
ただ、さすが舛成孝二監督ということもあり、話がちょっと大人向けなのと、二転、三転します。ただその展開が私には急展開すぎる。姉妹愛やら、バトルやら、友情やら、色んな要素を詰め込めるだけ、詰め込んじゃったから、話があっちやこっちに飛びすぎて収集がつかない結果に、、、、、結局なにがしたいのかわからない作品に、、、、、

私は映画館で見たのですが、必死に睡魔と戦っていました。

作画はすごく良かったし、話の運びとしてはそれほど悪くはないので勿体無い。1クールくらいかけてじっくり作った方が良かったかなと思える作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

インクちゃん可愛い!

R.O.D、かみちゅ!などを作った監督・スタッフによる子供向け劇場作品。
田舎に暮らす5人の小学生が犬型宇宙人ポチと一緒に宇宙人が住むいろいろな惑星に旅をするというお話です。
この世界では、宇宙中でネットワークが築かれていて多種多様の異星人が交流さかんですのに、
地球人だけ、無人島暮らしみたいに本当になにも知らされてないマイノリティなんだなwて思いました。
その理由もちょこっとですが、触れられていますけどね!

月に到着してからのちょっと驚く展開とか、異星人の女の子と仲良くしている場面とか、
いろいろワクワクしながら前半部分は楽しく観ていました。
作画や宇宙関係の美術設定がとてもいいですし、これは隠れた名作かな?と思ってたんですが、
他の人も書いてますが、後半部分になったらパワーダウンしましたねw
悪いことをした連中の掘り下げが不足していますし説明不足ですし
対決の部分とかに、あまり盛り上がりを感じませんでした。

ふたつの友情をテーマにして物語は終盤に向かい、名作になる可能性はありましたが、
シナリオの練り込み不足で、もうひと押しが足りないかな?と思いました。

繰り返すようですが、ポチの故郷に到着するあたりまでは高評価なんですけどねw
本当に惜しい作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

73.5 2 タイムマシンで未来なアニメランキング2位
機動戦艦ナデシコ The prince of darkness(アニメ映画)

1998年8月8日
★★★★☆ 3.9 (436)
2169人が棚に入れました
先の戦争終結より3年が経った西暦2201年。地球と木星間に和平(休戦条約)が結ばれ、人類は再び一つになろうとしていた。そんな中、ボソンジャンプを新たな交通手段として使用する計画「ヒサゴプラン」のコロニーが次々と襲撃される事件が発生する。連合宇宙軍ナデシコB艦長ホシノ・ルリ少佐は、事件調査のためターミナルコロニー「アマテラス」へ向かうが……。

声優・キャラクター
南央美、うえだゆうじ、桑島法子、日髙のり子、三木眞一郎、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、飛田展男、小杉十郎太、小野健一、横山智佐、菊池志穂、長沢美樹、置鮎龍太郎、松井菜桜子、大谷育江、一城みゆ希、山寺宏一、仲間由紀恵

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

OTIKA

物語としては、とてもショックというか
ユリカとアキトがとても不憫に思えて悲しかったです。
人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえとはいいますが
これはもう・・・殺すだけではすまされない、すましてたまるか!
というような、怒りさえ覚えてしまうほどでした。
これで終わってしまうのは、あまりにも不憫なので
佐藤竜雄監督に続編を作成して欲しいとは思いますが
叶わぬ夢なのでしょうかね・・・=w=
2005年に続編製作中止発表されていますが、なんとかならないものかと・・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

ジョニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

今だに何回でも見れる数少ない作品

TVシリーズとは異なり、作画のクオリティーは現代でもトップクラスと言えるほどの高クオリティーです。
人によっては鬱だとかシリアス過ぎるという人もいますが、
私としては笑いと真面目の黄金比が見事に実現されていると思います。
自分はユリカが好きなので、少し寂しいですが、内容は素晴らしいです。
TV版の三年後のストーリーという事で、見た目も結構変わっていますが『相変わらずのメンバー達』が相変わらずの掛け合いをしてくれ、これぞナデシコと思わせてくれます。

私は未だに続編を待ちわびています。。。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

ふもふも さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

遅かりし復讐人よ・・・・。

 もはやTV版とは別物といってもいい完成度。星雲賞とっただけのことはあります。


 TV版でやや不足気味だったシリアスがぎっちり詰まっています。北辰かっけぇ~。
 でもちゃんと「あ、ナデシコだ」という場面も詰まっているので安心です。艦長として成長したルリが拝めますし(私はこっち派)。


 戦闘の作画はなかなかすごいです。さすが劇場版。ブラックサレナかっこいいですよぉ。専用BGMがまた印象的。あと山寺さんが演じる北辰はいかにも「強敵!」という印象を受けます。登場シーンがいいですねぇ。


一見の価値ある良作。自分はこれを見るためにTV版を見たようなものです。あ、もちろんTV版も良いですのであしからず。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

70.1 3 タイムマシンで未来なアニメランキング3位
遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENTSIONS(アニメ映画)

2016年5月1日
★★★★★ 4.1 (70)
336人が棚に入れました
原作のアフターエピソードとして、これまで描かれてこなかった謎の部分を描く。そして、海馬もかなり活躍するストーリーとなる。

声優・キャラクター
風間俊介、津田健次郎、花澤香菜、日野聡、齊藤真紀、高橋広樹、菊池英博、竹内順子、松本梨香、林遣都

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「出でよ!我がしもべ!!ブルゥーゥアイズ!!!ホワイットドラゴンッ!!!!滅ぉびのヴァーストッストリィーゥンムッ!!!!!」

津田健次郎さんホント喉が千切れるんじゃないんだろうかって熱演ありがとうございましたwww


原作スタート20周年記念(そして完結からは11年)
原作マンガ『遊戯王』の正当な続編として高橋和希の製作総指揮&キャラデザ(原案)&脚本(共同)&絵コンテ(共同)の下に作られたまさに『遊戯王』真の完結篇
130分の大作です


武藤遊戯とアテム(闇遊戯)の別れから1年
高校卒業を間近に控えていた遊戯達は‟以前からそこに居た”とされるクラスメイト、藍神の存在に違和感を覚える
その一方、アテムとの再戦を渇望する海馬瀬人は地中深く埋没した千年パズルの発掘とパズルの復元に使う‟だけ”の為に作った軌道エレベーターに資本と権力を注ぎ込んでいた
遂に発掘された千年パズルの欠片だったが突如として現れた藍神の妨害に海馬はデュエルで一戦交えることを余儀なくされる
次元領域デュエルと方界モンスターという未知の戦術を駆使する藍神に苦戦していた海馬だったが‟地中に埋没しているオベリスクをドローする”という(物理的な壁を突破した)切り札で形勢逆転するも千年パズルの回収を優先し勝負を預けることとなった
しかし藍神は咄嗟に千年パズルを二欠けらだけを持ち去ったことでパズルの完成を阻む
そして自宅で友人達を待っていた遊戯の前にはセラと名乗る少女が現れ、千年パズルの一欠けらだけを残して消える
城之内達の目前で本性を露わにした藍神は城之内を異次元に飛ばし、千年リングに操られていた頃の獏良の記憶を呼び覚まし、復讐と称して獏良を手に掛けようとする・・・
藍神の正体とは?
獏良との因縁とは?
アテムは本当に復活するのか?
千年パズルのピースを廻って海馬スタジアムに集った遊戯、藍神、海馬による三つ巴の決戦の火蓋が切って落とされる!


藍神について触れるとネタバレになってしまうのですがお話自体はマルチバース理論、つまり「我々が生きている宇宙とは別に、並行して存在する別の宇宙がある」という理論に基づいてお話が進みます
ですから今作、近年のアニメ映画では稀に観る‟ハードSF”になってます
あまりSFがお好きでない方には退屈な、逆にSFアニメとしては傑作と呼んでいいと思います
集合意識体となって次元を超越しようとするプラナは現代社会で言うところのSNSに置き換えられますし、藍神の暴走はそのまんまSNSに依存することへの警鐘と捉えれます
その一方で、遊戯達は仲間の旅立ちや自身の卒業をも笑顔で見送ることに拘っていて、これは遊戯達が【自立】を目指していることを示し、同時にSNSのような存在へ身を寄せすぎる事へのアンチテーゼとして機能しています
すごく良く出来たお話ですb


また、原作で獏良との関係性があることを仄めかしておきながら素性を明かさぬままだったシャーディーがキーパーソンとして登場するのでこの映画自体が原作を補完していたりします


技術論的に注目したいのは、まず作監が加々美高浩(かがみん)ってことでしょうw
テレビシリーズ放送終了後も動画サイト等で度々話題にされていたかがみんの作画
2010年に公開された『GX』&『5D's』とのクロスオーバー映画でもその才能を(主に顔芸で)いかんなく発揮しておりましたが、今作でも【暴走】とも呼ぶべき作画を披露しています
歪んだパース、極太のアウトライン、そしてまさか動画サイト等で散々騒がれていた城之内の【A G O】と称される変顔をサラッと劇場版の大舞台でやってのけるのはかがみんしかいませんね
(一度は監督に止められたそうですw)
何気に本田と一緒に杏子も変な顔してるのがポイントです


次にデュエルで活躍するモンスター達
藍神が用いる一つ目の意匠と海洋軟体生物のような不気味さで統一された方界モンスターは完全新作でもあるため、高橋先生原案の「方界超帝インディオラ・デス・ボルト」をベースに反田誠二がデザインを手掛けており主に3DCGで描かれています
一方で遊戯と海馬が用いるモンスターは原作でもお馴染みの「ブラック・マジシャン」「ブラック・マジシャン・ガール」「エルフの剣士」そして「青眼の白竜(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」
これらは作画で描かれていたり、CGだったり、エフェクトだけ手描きだったりと原作の味を残した形で表現されています
デザインそのものも色彩設計を含めて高橋先生監修の下に修正されていたりします


さらに、原作に登場した名カードの派生系や進化系が新カードとしていくつも登場します
暗黒騎士ガイア→「暗黒騎士ガイアロード」
クリボー→「クリアクリボー」
破滅竜ガンドラ→「破滅竜ガンドラX(クロス)」
光の護封剣→「光の護封霊剣」
といった感じでこれはもうファン感涙でしょう
個人的にはブラック・マジシャン・ガールがその派生系と共にいっぱい出て来て海馬をおちょくるかのようなコンボを決める戦闘シーンはとても面白かったです
遊戯は真顔でアレをやるってのがもう鬼ですよなw


そしてなんといっても【社長の嫁】ことブルーアイズですね
‟ブルーアイズ系だけでなんと4体”も出てきます(爆)
もうブルーアイズで出来ることは全て出し尽した感すらあります
特に男性的な巨体に凶悪さを感じさせる刺々しいフォルムの「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」と、その対極とも言える女性的な曲線美に天使の様な翼があしらわれた神々しい「ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン」は観どころ
コレを全部考えた高橋先生には感服いたしますm(__)m
デザインもさることながらCGで描かれるブルーアイズ迫力の勇姿も是非注目していただきたいです


音楽は池頼広の新作サントラをメインに、『デュエルモンスターズ』の光宗信吉や『ZEXALⅡ』の中村和宏がそれぞれ手掛けたサントラも効果的に用いられ近未来都市とエジプトを行き来する世界観、そしてデュエルの興奮を演出しています
特に『デュエルモンスターズ』のサントラは傑作なだけあって「ココでこの曲かぁーっ!」って興奮に思わず手に汗握ってましたね
エンドロールを飾るのはタイアップやアニソンではなくイギリスのオルタナ系バンド、THE EDEN HOUSEが2009年に発表したアルバムからTO BELIEVE IN SOMETHINGという楽曲がチョイスされました
静けさから沸き立つような高揚感のあるベースと哀愁を漂わせるボーカルが引き立てるエピックなストリングスのナンバーです
高橋先生の趣味?なのでしょうか?
コレ凄くかっこいい上に遊戯達の心情に沿ったメッセージ性もあってナイスセレクト過ぎて本当に‟泣きましたわ”


最後はやはり再集結した声優さん達の演技ですよ
声優初挑戦の林遣都や新キャストの花澤香菜ももちろん褒め称えたいところですが、やはり風間俊介、津田健次郎、松本梨香といった当時のまま・・・いやむしろ数倍に気合の入った方々の熱演ですよ
特にツダケンさんはやばい
先の地中からオベリスクを引き抜くシーンはかがみんが手掛けた大リーグボール投げそうな原画と相まって「ト゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ル゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ーーーーー!!!!!」って叫ぶ社長に笑いと嬉し涙と畏怖に背筋がゾクゾクきましたw
さらに「ム゛ォ゛ン゛スタァ゛ではな゛い゛っ゛!!!!!ネ申゛た゛っ゛!!!!!」で失禁寸前にw


この映画、物語の軸になっているのは藍神の復讐心なんだけど、結局全ての原動力となっているのは【社長がアテムと会いたい】って一心なんですよねw
おまえどんだけアテム好きなんだよ!って少し冷静に観ると‟トンデモナイ馬鹿映画”なのがよくわかります
社長がラストシークエンスで取った行動は感動した人もいたでしょうがヤンデレもとうとうココまでキタかと、ただのキ○ガイに映った人も少なからずいたでしょうw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

すもらー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これこそが遊戯王

遊戯王20周年記念の作品ですね。

今回の劇場版はあくまでも原作の続きでありアニメシリーズの続きではないのでそのつもりで見てください。

遊戯王はホントに色々設定がぶっ飛んでいてホントにカードゲームのアニメなのかと思う時がありますね笑そこがいいところなんですけど。今回も海馬はぶっ飛んでいました。やっぱり海馬は頭良すぎて馬鹿ですね笑

デュエルの方は遊戯があんなことをしたり海馬が再びあのカードを召喚したりライフが8000だったり次元領域デュエルというこの作品オリジナルのルールのデュエルをしたりとやっぱり遊戯王らしい映画になっていました。


ホントにお祭りという感覚で見てくれればいいと思います。少年時代遊戯王で育った皆さんならきっとついていけるはず!笑楽しんでください。

劇場版遊戯王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS

是非見てください。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

Ka-I-Ba!

劇場で視聴。
遊戯王シリーズについての知識は、DMとGXを視聴済み。DM時代に多少カードを集めていた程度。
{netabare}
アテムとデュエルがしたかった社長が、ファラオ復活の為にKCの総力を結集して、千年パズルの発掘、そして組み上げに着手する。
それを阻止すべく立ち向かう新キャラ、そしてファラオの拠り所となる遊戯とのデュエル…
結局、ファラオ復活には至らなかった海馬はアテムに会うため冥界へ旅立つ。
という、どんだけアテムが大好きなんだよwwってストーリー

海馬が好きな人は必見。
それ以外の人は草を生やしながらみればいいと思う。
正直、デュエル内容が急ぎ早のご都合展開過ぎて、手札の読み合い等の緊張感が無かったし、ストーリー自体も単純で、内容が先読み出過ぎてしまうのが残念。
逆に、とにかく手数の短いバトルで収まる様に無駄の無いバトルが繰り広げられている見方や、期待を全く裏切らないストーリー展開という見方をすれば、長所にもなるか。

1戦目 海馬VSアテム
KCが開発した新デュエルディスクにより、記憶から、アテムの実像を創り出すことに成功。社長は満足出来ない様だったが、とても良いエキシビションでだった!惜しげも無く出てくるブルーアイズ系に、テンションが上がる。
劇場版だから出来るお祭りバトルが面白い。

2戦目 海馬VS藍神
オベリスクの巨神兵を召喚、攻撃‼︎
バカな、モンスターの攻撃は…
オベリスクは神だ‼︎

チートじゃんw
セリフはうろ覚えだから間違ってるかも知れない。
突っ込みどころの多い展開好きだなー

上級モンスターを生贄無しに召喚できるという次元領域デュエルのアイデアナイスですね。バトルの簡略化に貢献している。ただ、気合で攻撃力が上がるという設定が、遊戯も海馬も気合が強すぎて、最大値になってしまっているので、只の難易度低いバトルに成り下がっている気もする。

3戦目 遊戯VS藍神
遊戯は負けるギリギリのライフで相手を油断させておいて、返り討ちにする策略家だなと思った。
普段ならかなりヒヤヒヤする展開なんだが、ストーリー自体が勝って貰わなければ話が進まない造りになってしまっているから、どうせ勝つんでしょ?と思ってしまう。
最後まで諦めないと言ってはいるけれど、最後には起死回生のカードを引き当ててしまう。
もし作戦の内なら、最初から手札完成していた可能性も勘繰ってしまう。

4戦目 遊戯VS海馬
2時間もない上映時間でよく4戦も描いたなと…
視聴しているこちらの体力がギリギリだった。1戦減らせなかったのかな。
衝撃だったのは、海馬のセリフから、海馬は遊戯のことを今まで相手に相応しいデュエリストだと認めていなかったということ。
開始から20年たって動く人間関係、まさに同窓会のようです。


良かったところは
遊戯王を代表するカードを惜しげなく出してくれたこと
海馬VS遊戯(アテム)の頂上決戦が見られたこと
社長のアテムへの執着が大き過ぎてギャグになっていたこと
叫び続ける津田さんの演技
アンズが可愛くなっていた
様々なバトルエフェクトを楽しむことが出来たこと

残念だったところは
物語が単純過ぎて展開が読めてしまったこと
一戦一戦が薄っぺらかったことかな。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

69.8 4 タイムマシンで未来なアニメランキング4位
STAND BY ME ドラえもん 2(アニメ映画)

2020年11月20日
★★★★☆ 3.8 (18)
79人が棚に入れました
22世紀から来たネコ型ロボット・ドラえもん。ドラえもんとのび太が一緒にいるのが日常になった<現在>のある日、のび太は部屋でくまのぬいぐるみを見つける。それは幼稚園の頃に亡くなってしまったおばあちゃんが繕ってくれた、大切な思い出の品だった。大好きだったおばあちゃんを思い出し、涙が止まらなくなったのび太は、タイムマシンでおばあちゃんに会いに行きたいと提案する。反対するドラえもんだったが、直接会わずに様子を見たらすぐ帰ることを条件に、のび太が3歳だった<過去>へ出発!会いたい気持ちを抑え、陰からこっそり見ていたのび太だったが、ひょんなことから、おばあちゃんに見つかってしまう!小学生になったのび太の姿を見て驚きつつ、あの頃と同じく優しく受け入れてくれるおばあちゃん。すると、「のびちゃんのお嫁さんをひと目見たくなっちゃった」とふとつぶやくのだった。大好きなおばあちゃんの願いを叶えるため、<過去>、<現在>、そして<未来>を舞台に、ドラえもんとのび太の大冒険が始まる―――!!果たして、のび太は無事に未来のお嫁さんをおばあちゃんに見せてあげられるのか?

声優・キャラクター
水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、宮本信子、妻夫木聡

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

全ては、プリンスメロンホテルで叶えられる、一つの願いのために!

 おそらく多くの人に知られている、のび太のおばあちゃんに会いに行く話、のび太の結婚式、のび太誕生の話などを一つのつながりとして、うまくまとめたお話だったです。

 この3DCGアニメは、3Dでないのび太達と違い表情動作、手といい、まるで生きているような感じがしたです。ただ、再会した時のおばぁちゃんの動きがぎこちない感じがしたけど・・だったです。

 今の声優さんでなかったとき、今回のようなつながりでなく、個別で完結しているのをやや思い起こすです。
 冒頭から、現在、幼かったころ、大人とのび太の弱虫でわがままな一面が、らしさを見せてくれたと思うです。
序盤でのび太の身に何が起きていたのかは、見ていけばわかるようになっていたです。

 背景の風景なども非現実であっても、どこかリアルなところに、自分が幼いころ見た当時とは比較できないほど、洗練されていたです。秘密道具、タイムマシンなど、かなり精密に描かれていたです。

 大人ののび太と現在ののび太を見ていると、イライラしてくるけどそれが、のび太なんだなぁと思うです。これは、ドラえもんも大変です。

 トラブルがありながらも、都合よく過去はのび太とドラえもんしか、直接確認することができないけど、彼らだからこそ改めて気づかされる、自分があることを改めて知ることができたお話だったです。

 終盤の光景は、一つの願いのための現在ののび太による、私の記憶にない大人ののび太へのサプライズを見たです。最後は、見覚えのあるようならしい終わり方だったです。のび太の結論に注目です。「これで、いいのだ!」です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

需要がない

視聴前 見たくないよ~

視聴後 はぁ

私は1に連れてこられた友達にまた無理やり(今回は半ば強制ではなく完全強制)連れてこられました。見たきゃ一人で見ればいいのに、と思うのでsがドラえもんだけは友達と見たいらしいです。私の数少ない友人の一人なので大切にしますが、さすがに今回は揺るぎましたよ。

さて内容ですが。端的に言って最低です。
アホほどつまらない脚本と鬼ほどイラつくキャラ。本気で制作陣を殴りたくなりました。
序盤中盤終盤と全体的に惰性的な展開で、序破急もテキトー。盛り上がりも悪く、シリアス部分(と呼べるか微妙なほど弱い)とコメディシーンの使いわけが不十分。締めが悪く、終わった感じがしない。まだ続くというよりは小学生の作文の終わり方に似ている(この感覚伝われ)。
前作はまだ「ほらここ泣けるでしょ?泣いてもいいのよ?」と言っているような幼稚な感動シーンがあったのですが、本作に関してはどこが感動場面なのかまっっっっっっっっっっっっっっっったく分かりません。どこ?

さらにはキャラ。以前はガキと無能機械がわめていただけだったのですが、本作では成長したのび太がクズ過ぎました。本当に無理。しずかちゃんも前作の雪山のが全盛期です。それ以外は正直微妙です。ただただ可哀想。

前作の需要は「ドラえもんがフル3DCGで動いている」という需要が成り立っていましたが本作の需要とは?なくない?制作陣はアホなん?

監督は八木竜一さんと山崎貴さん。
脚本は山崎貴さん。
劇伴は佐藤直紀さん。
アニメ制作はシンエイ動画さんと白組さんとROBOTさん。

作画は知らん。
主題歌は石崎ひゅーいさん作詞曲、トオミヨウさん編曲、菅田将暉さん歌唱の「虹」

総合評価 需要なし

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

てっく さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「おばぁちゃん(おじぃちゃん)」という絶対的な温かさ

友人の子供に誘われ?(笑)、映画館へ足を運ぶことに。
視聴したのは公開3日目くらいだっと思いますが、鬼滅熱が冷めない中での公開ともあって休日にも関わらず5組ほどしか居ませんでした。
記憶の中でのドラえもん映画の劇場は「人がいっぱい」というイメージだったので、何か寂しい気持ちと世間の流れを感じた瞬間でもあった。

恥ずかしながら、STAND BY ME1を観ておらず3Dドラえもんは初視聴だったのでその辺りは新鮮でした。
ストーリーとしては、現代(小学生のび太)ののび太の「おばぁちゃんの願いを叶えたい」という思いから、タイムマシーンで過去に行ったり未来に行ったり。
その中で、未来の誰かの想いや過去の誰かの願いを知り奮闘するストーリーでした。
「ドラえもんらしさ」という意味では、いつものドラえもんでしたが、子供目線で観るには、少し複雑さが混乱を招く。
そんな印象を受けた作品。

だけど、純粋に「ドラえもん」を楽しんで欲しい。そんな作品でもあったと思う。

ジャイアン。(スネ夫も)
本当はのび太が大好きでかけがえのない『仲間』なんだと言う事を再認識させてくれる演出も。。。涙
分かってた。分かってたけどホロッとさせられるシーンでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
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